この間、パリに行ってきました。
その時に、ちょっと足を伸ばしてみたのが
コロンベ・レ・ドゥゼグリーズ(Colombey-les-deux-églises)にあります、「シャルル・ド・ゴール記念館」(Mémorial Charles de Gaulle)であります。
ド・ゴール将軍といえば、フランスを2度も救った英雄です。
いまだにパリの玄関口「シャルルドゴール空港」にも名を残し、凱旋門のある広場も「シャルル・ド・ゴール広場」。
その「
シャルル・ド・ゴール」の記念館なのですが、何しろ遠い!
パリから電車で2時間強+バスで40分。
あんまりネット上にも行ったという声がなかったので、
ちょっとこちらで紹介したいと思います。
まず、「コロンベ・レ・ドゥゼグリーズ」の位置から。
大きな地図で見るけっこうパリから遠いです。パリの南東にあります。
実は、この土地は生前のド・ゴールが住んでいた場所なのです。
大統領在任中は週末になるとパリからここまで帰っていたそうです。
ほぼ1日がかりですが、フランスの田舎町を訪ねるのも乙なもの。
ド・ゴール将軍が帰りたくなるような、素晴らしい景色がありました。
さて、一番良い行き方は、
レンタカーを借りていくことだと思います。時間も比較的自由ですし、気ままにドライブするのは気持ちいい!
特に、シャンパンで有名なシャンパーニュ・アルデンヌ地方にありますので、シャンパンのシャトー巡りなども良さそうです。
週末や休日の初日はパリ→郊外、休みの終わり郊外→パリの渋滞が気になりますが、それを超えれば、かなり自由なドライブが楽しめると思います。
ですが、慣れない外国で運転するのに自信がない方や免許のない方は列車とバスとなりますが、このバスが曲者。
実は、予約制なのです。
私が電話したときには、英語で「英語、話せます?」と聞いてみたのですが、「Yes」という返事の後は沈黙・・・。
結局、フランス語で予約を取りました。
英語が出来る人が担当している可能性もありますが、できれば事前にフランス語会話などを読んで電話してみてください。(メール予約を受け付けてくれるかは不明)名前と電話番号(フランスの番号は持っていないと伝えたら大丈夫でしたが)を伝えます。
英語版の記念館のサイトには、行き方が書いてあり、バス会社の番号も書いてありましたので、行かれる際には、ぜひ。
さて、いよいよ出発です。
パリの東駅(Gare de l'Est)から
フランス国鉄に乗ります。時刻は7時11分。
ここから繊維産業で有名なトロワ(Troyes)を通って、ド・ゴール記念館の最寄り駅、ショーモン(Chaumont)に向かいます。
このショーモン、検索してみてもロワール地方のショーモンがヒットすることが多く、どんな街なのか検討がつかず。どんな街なんでしょう。
乗り込むと、車内はこんな感じ。
まだ、ちょっと暗いです。駅の中に入っていた「Paul」(日本にも進出しているパン屋のチェーン店)で買ったクロワッサンを食べていると、列車はパリの市街地を抜け、だんだんと田舎に差し掛かります。
ちょっとした「世界の車窓から」気分。
一眠りすると、ようやくショーモン駅に着きました。(9時25分)
降り立つと、さっそく「Mémorial Charles de Gaulle」の案内。
駅の内部にも大きく表示されています。
地元、大プッシュ中です。
外に出ると、やっぱり小さい駅ですね。
お迎えのバスは9時半に来る予定ですが・・・・・?
あれ?ない?
同じバス会社のバスの運転手に聞いたところ、指さされたのは定員6名程度のマイクロバスでした。
なるほど。計画外のお客さんが来たら、定員オーバーになって乗れないんですね。だから予約制。運賃は1ユーロ。かなり安かったです。
さて、いよいよ次回は「シャルル・ド・ゴール記念館」(Mémorial Charles de Gaulle)であります!
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