忍者ブログ
ad
デザイン関連書籍
楽天
紺洲堂のKATTE生活
デザインやモバイルガジェット、読書など。 
[PR] 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

美術館の中をストリートビューで見られる「グーグルアートプロジェクト」。まるで、美術館のの中を実際に歩いているように見ることが出来ます。

実際に、美術館の中を歩き回り、印が入っている絵をクリックすると、その作品だけを拡大してみることも出来ます。

「Art Project powered by Google」というのが正式名称らしいのですが、なかなか面白い企画ですね。

今回は、日本でもファンの多いフェルメールの作品を探してみました。

今年はBunkamuraで「フェルメール <<地理学者>>とオランダ・フランドル絵画展」と「フェルメールからのラブレター展」が予定されているフェルメールイヤーですね。

展覧会では見られないような細かなタッチまで拡大できるグーグルアートプロジェクトならではの楽しみ方が出来そうです。


本ブログの「グーグルアートプロジェクト」関連の過去記事は、
こちらまで 収録されている日本美術とゴッホ作品を探しています。


それでは、さっそくご覧くさい!
 

まずは、ドイツ・ベルリンにあります絵画館から2点。

1.Young Woman with a Pearl Necklace「真珠の首飾りの女」

鏡に向かって、真珠の首飾りを持ち上げて見つめている作品。
真珠の部分を拡大してみると、ちょっと白い色を載せているだけなのが
よく分かります。

引いてみると、とても艶やかな真珠に見える。フェルメールほど、拡大してタッチを観察するのが楽しい画家も、そういないかもしれません。


2.The Glass of Wine「紳士とワインを飲む女」

こちらは、「真珠の首飾りの女」に比べると解像度が劣りますが、ウィキペディアの解説にあります

「窓の色ガラスには片手に直角定規、片手に馬の手綱とくつわ(欲望の統制を寓意する)を持つ「節制」の寓意像が表され、女性の行為に警告を発している」

の部分を拡大して見ることが出来ますね



3.The Love Letter「恋文」


さて、これからの3枚はアムステルダム国立美術館の所蔵作品です。

こちらは、2005年に来日していたこともあるようですね。

絵の中に描かれている「画中画」や音符なども、拡大して鑑賞できるのが、さすが。メイドの薄笑いすら拡大できますよ。

4.The Milkmaid「牛乳を注ぐ女」

フェルメールといえば、こちらを思い出す人も多いでしょう。
「牛乳を注ぐ女」です。2007年に国立新美術館に来日していたこともあります。

卓上に置かれたパンや女性のエプロンなどの「色の粒」がハッキリと見えますね。息を飲むほどにヴィヴィッドで美しいです。

5.View of Houses in Delft, known as 'The little Street'「小路」

これも東京都美術館で開催された「フェルメール展 -光の天才画家とデルフトの巨匠たち-」に出品されていました。フェルメールの作品としては2枚しか無い風景画のうちの一枚です。

家の中や外で働く女性たち。オランダらしいレンガ造りの建物。その間に広がる空。奥行きと立体感。動きは全くないのに、とても活き活きとしています。


フェルメールは現存作品が少ないので、結構探すのは簡単でした。
メトロポリタン美術館のように、作品を収蔵していてもグーグルアートプロジェクトに出品していない美術館もあったので、第2回のアップデート希望です。

やはり、実際に見たことのある絵を探して、細部まで鑑賞できるのが醍醐味ですね。

次は、誰を探してみようかな・・・。


<追記>

もう一点ありましたね。

6.Officer and Laughing Girl「士官と笑う娘」

ニューヨークのフリックコレクションに所蔵されているフェルメールの作品です。背景の地図を拡大していくと、実際にはそれほど細かく描きこまれているわけではないのが、よく分かります。離れてみると、とてもリアルに描かれているように見える。こういう、実際の絵の前で距離を変えて鑑賞することを、バーチャルに体験できるのも、グーグルアートプロジェクトの面白さですね。



(題名はWikipediaを参照しています)




【送料無料】フェルメール全点踏破の旅

【送料無料】フェルメール全点踏破の旅
価格:1,050円(税込、送料別)







PR
COMMENTS
この記事にコメントする 
NAME:
TITLE:
URL:

MESSAGE:

PASS:[]
TRACKBACKS
この記事にトラックバックする 
google
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
あわせて読みたい
レコメンデーションエンジン
カウンター
最新コメント
無題(返信済)
(02/18)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
紺洲堂主人
HP:
性別:
男性
職業:
コンサルタント(自称)
趣味:
美術館めぐり、など
自己紹介:
デザインやモバイルガジェットと読書が好き。特にテーマを絞らず、色々と書いてみようかと思っております。
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]
  /  Photo by MIZUTAMA  /  Design by Lenny