パンを食べる国にはパンが逃げ出す昔話があって、それが「パン種」なら、グネグネ動いて面白いだろう、という着想だそうです。セリフが全くない映画でした。外国のお客さんも多くなってきたように思うので、そういったことに配慮しているのでしょうか・・・?
さて、宮崎監督がこの映画の着想を得たという作品が、このブリューゲル作
「穀物の収穫」The Harvestersです。メトロポリタン美術館の収蔵作品で、こちらもグーグルアートプロジェクトで公開されています。
よくこの絵を見ると分かりますが、麦の穂の背が高いでしょう?
これは、ライ麦なんだそうですね(よく、ちょっと高いパンとかに入っていますね)
腰を入れて麦を刈る農夫。拡大すると、右下で休憩している人たちの表情や寝顔も、とても活き活きと描写されています。
元が大きな絵だからでしょうか?細かい部分まで高画質で見られますね。
視点を移して描きこまれた当時の情景を楽しめますね。
後ろの方で追いかけっこかなにか遊んでいるのが見えます。
メトロポリタン美術館のYou Tube番組の解説だと、
「Cock Throw」だと言っていますね。どういったゲームかは不明ですが・・・。
首を吊るされた鶏がいるので、まさか本当に鶏を投げるんでしょうか?
映画の途中でも、ウサギのキャラクターが麦畑で働いているシーンが出てきました。
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