10月9日、秋葉原の石丸電気で行われた、
「アキハバラ@Deep」のイベントにやってきました。まさか・・・・来るとは思わなかったのですけど、番組の公式HPにイベントがある、ということが書いてあったので、事前に秋葉原に寄ってDVDを買い、当日に来たわけです。
4時ちょっと前に来たのですが、会場はなんと約120人ほどが詰めかけておりました。値段が値段だけに、これだけの人が買って、しかも会場まで足を運んでいる、というのは素晴らしいことですね。これこそ、
紺洲堂通信の「第114回 家賃が安い場所」でも書いたことですが、「体験・発見」型ビジネスの一環であろうと思います。
今日の出演者は、アキラ役の小阪由佳さん、イズム役の松嶋初音さん、バナナマンのオタク役、設楽統さんとダルマ役、日村勇紀さんです。ナマでお会いできるのは、うれしい限りです。客層としては、やはり小阪さんと松嶋さんのファンが多そうでした(というのも、差し入れの量に明らかに差があるので・・・)。
ページ役の風間俊介さん、ボックス役生田斗真さん、中込役の北村一輝さん、ダブルブッキングの川本さん黒田さんは別件があり、来たがっていたけれども来れなかった、とのこと。北村さんの劇中で使っていた「クークックック」という笑い、聞きたかったですねぇ。
予定時間をちょっと過ぎてから、4人が入場です。皆さん、劇中で使用された衣装で登場です。ダルマのコスはゲゲゲの鬼太郎でした。日村さんが話し始めると、どこからともなくハエが・・・
「ああ、済みません。日村はウ○コだから」(設楽)
「そうそう、俺はウ○コだから・・・って、オイ!」(日村)
とか終始、笑いが絶えないイベントでした。
まずはドラマの中で自分が好きな場面や撮影時の裏話で盛り上がります。
「ジャニーズの生田(ボックス)君にゾンビ役のときにゲロを吐いたことが、すっごい気持ち良かった」(日村)
「アクションシーン、ではなくて『ワイルドじゃない?」というセリフを何回も言い間違え、だんだん悪くなり、最後には『ワイじゃない?』になってしまったこと」(小阪)
小阪さん、滑舌が微妙なシーンが多く、それがまた魅力になっているのですが聞き取りにくい・・・。彼女自身も、後で聞いてみると確かに聞こえづらいそうです。結局、監督が他のキャラクターにアキラの発音にツッコミを入れるというシーンを追加することで場面を成立させたこともある、とのこと。会場でも、小阪さんが話し出すと、空気が変わるのです。みんなシーンとしてしまう・・・これは、みんなが何を言っているかちゃんと聞く体勢になるからだということですが・・・・ここまで来ると、一つの芸!?
「ダルマさんが事務所を襲いに来た連中にボコボコにされながらも立ち上がって向かっていくシーン」「ケミカルドラッグをケミカルドリンクと言ってしまい何回もNGになったこと」(松嶋)前者は、台本を読んだ時から楽しみにしていたので、あえて撮影現場を見ず、作品になってから見たとのこと。
ちなみに日村さんも、このシーンが好きだが、自分が言うといやらしいから、あえてゲロと言った!と。ケミカルドリンクの件は、NGシーンがDVDにも収録されていますね。
設楽さんは、ほとんど@deepの面々と顔を合わすことはなく、ひたすらメイド喫茶にいるシーンばかりだったので、ほとんどオンエアーを見て事情が分かった、ということでした。ただ、待ち時間にメイド喫茶のメイド役のグラビアアイドルたちと仲よくなることができて、そこが一番印象深かったそうです。
といった感じで撮影時の裏話などのトークが進み、じゃんけん大会でプレゼントの時間です。
ちなみにプレゼントを持ってきたのはオレザクの頭部をかぶったオダギリジョーさんです。いや、本物じゃなく劇中にも登場したそっくりさん。松井さん、とおっしゃるそうですが(公式ブログのすほうれいこさんの記事)、助監督の方でしょうか?本当に似ています。微妙に似ています。deepの時よりも多少太めになっていらっしゃいましたが、今度結婚されるそうです。幸せ太り?
プレゼント終了後に握手会です。ただ、人数が多いためか、「巻きでお願いします」とのことで、さくさくと進む感じです。
「あの・・・・『友達』のコスのときって、本当に日村さんだったんですか」
日村さんはじっと私の目を見て、「はい!、もう絶対に私です。間違いないです。」
「え~ホントですか~?(笑)」
「いや、そういうことにしておいてください・・・・。でも、部分的にスケジュールが合わなくて・・・・」
あ、やっぱり。でも、それを「友達」の仮面でごまかしたり、それ自体をネタにしてイズムに「ダルマさんですか?」とネタとして言わせてしまうところも、このドラマの面白さですね。
小阪さんと松嶋さんにもお話させていただきました。お二人とも画面で見るよりも「かわいいオーラ」が出ていますね。劇中でアキラはハードな感じ、イズムは素っ気無い感じだったので、そのギャップもまた面白かったです。お二人には、演技がとてもよかった、という点を伝え、松嶋さんにはラジオを聞いている旨も伝えました。
松嶋さんのブログやラジオは、ウケますよ。このドラマを知ってから検索して見ているのですが、自分を突き放して客観視していると思えば、自分の意見をしっかり言ったり、おちゃらけをしたり。機会があれば、エッセイなど書かれても面白いと思います。マインドがアイドル・芸人・女優の3つの輪の重なっているところにある、そんな感じでしょうか。
時間がなかったので、設楽さんには最終話の感想を手短に伝えた後、サイン入り色紙とステッカーを頂いて会場を後にしました
出口のところにいらっしゃった大根監督にも、握手をしていただきました。
「すっごく面白かったので、続編作ってくださいよ~監督~」と直訴しますと、
「いや、ああいうのは、あのあたりで終わらせるのがいいんだよ」
「え~、でも映画版と違って、次にもつながる終わらせ方じゃないですか~。やってくださいよ~」
「でも、プロデューサーも作らないって言うし」
と、かなり無茶なリクエストをして困らせてしまいました。済みません。お詫びに、テレビ東京で放映中の「ライオン丸G」(大根監督の演出)も必ず見ます。だから、続編を・・・・。
ところで、なぜイズムを原作通りの男性ではなく女性にしたのか・・・。監督に聞き忘れました。なんでだろう。

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