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 新書ブームと言われて久しいですが、最近の本屋に行きますと、いろいろな新書が出版されていて、タイトルだけで思わず買ってしまいそうになるものも多く出ております。

 だんだんと新書自体も新聞や雑誌の特集記事のボリュームアップ版的な感じのものが多くなってきておりますが、文庫本はどうでしょうか。ライトノベルと言われるジャンルは、「マリア様がみてる」「涼宮ハルヒ」シリーズ、「キノの旅」など、最近ではアニメ化される作品も多く活況を呈しているようです。

 ライトノベルに限らず、光文社は「光文社古典新訳文庫」といった、活字離れ対策として、古典の名作を新訳で出すという文庫も創刊されているようです。

 ここで、KATTE企画としては、新たな文庫シリーズを勝手に企画してみたいと思います。


 それは、「ノーベル文学賞文庫」です。

 ノーベル文学賞とは、いわずとしれた世界一有名な文学賞でしょう。ですが、その受賞作品であったも、有名なものや日本人作家のもの以外は、値段の高い訳本だったり、すでに出版されていなかったりするものです。

 なので、ここはノーベル賞が100年以上の歴史があるわけですから、そのすべてを文庫化して出版することはできないでしょうか。

 おそらく、いままで一般には知られていなかったような作品でも出版される機会が出てくるでしょうし、「全集」のような堅苦しく、さらに携帯に不便な形態で出すより、よほど良いのではないかな、と思うのですが・・・・。


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